インフルエンザ予防投薬について

例年、年末から2月、3月にかけて全国的にインフルエンザが流行し、職場や、学校などでも感染者が多くみられるようになります。

感染して発症すれば高熱にうなされ、会社も休まないといけなかったり、登校・登園ができなくなり日常生活に大きな影響を及ぼしてきます。

特に、呼吸器系の病気を持っていて感染すると重症化しやすい方や糖尿病など感染に対して抵抗力の落ちている方、また受験を間近に控えていたり、旅行を予定していたり、学校の楽しみにしていた行事があったり・・・どうしてもかかりたくないときってあるかと思います。

当院では、インフルエンザ予防投薬のご相談も承っております。

​なお、予防投薬に関しては保険適用できず、自費診療となります。

●方法と効能・効果

​通常は感染後に服薬する、インフルエンザ治療の薬を事前に服用することで、感染してもウイルスの増殖を抑えて増殖しにくくし発症を防ぐもしくは重症化を防ぐ可能性を高めることができます。(接触してから服用開始する時間により効果は異なりますし、個人差もあります。)発症を抑える効果は70~80%とされています。

●使用薬剤と期待できる有効作用時間(成人の場合)

 〇タミフルカプセル75 1日1回1カプセル 7~10日間服用 :内服している期間中のみ効果あり

​ 〇イナビル吸入粉末剤20 1日1回1個 1~2日間:吸入後10日間持続

 〇シンメトレル100mg 1日1回1錠 7~10日間服用

対象となる方

 〇原則として同居する家族がインフルエンザに感染

 それに加え・・・

 〇重症化しやすい高齢者

 〇慢性の呼吸器疾患(COPDや気管支喘息など)

 〇慢性の心疾患(心不全など)

 〇慢性の腎疾患(慢性腎不全など)

 〇糖尿病などの代謝性疾患

原則として・・とあるのは、もし上記条件に当てはまらず、「受験を控えているので予防しておきたい」などの適応外処方となる場合、万が一重い副作用が起こっても「医薬品副作用被害救済制度」の対象とはならず、補償が受けられないというデメリットがあります。

また近年、タミフル耐性インフルエンザウイルスが問題になっており、乱用することにより耐性ウイルスを増やすリスクが上がるというデメリットもあります。

●費用(診察料・調剤料込)

 ○イナビル吸入粉末剤X2キット(院内処方)   ¥7,100(診察代および薬剤費)

 

 ○タミフルカプセル75X10カプセル(院外処方) ¥3,680(診察代および処方箋料)

                          約4,000~5,000円(調剤薬局により異なる)

 

 ○タミフル(後発品)カプセル(院外処方)          ¥3,680(診察代および処方箋料)

                          約3,000~4,000円(調剤薬局により異なる)

 

 ○シンメトレル錠100mg(院外処方)※A型のみ    ¥3,680(診察代および処方箋料)

                          約1,500~2,000円(調剤薬局により異なる)

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