予防接種トピックス
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の供給見通しと対応について 2021.03.08
2020年10月以降、HPVワクチンの需要が大幅に増加し、全国的に供給量が不足する可能性が指摘されており、発注量がさらに増加した際には出荷量の調整が行われる旨伝えられておりました。
先日、HPVワクチンの出荷量調整の報告が上がってきており、当院としましても以下の対応とさせていただくこととなりました。
①初回接種の場合はガーダシル(4価ワクチン)の接種を行う。
②サーバリックス(2価ワクチン)については、すでにサーバリックスを1回または2回接種した者を対象とする。
③初回にガーダシルを接種した者に対しては、2回目以降もガーダシルを接種するることとなります。
以上のようにすることといたします。
国内で承認されているHPVワクチンは2価と4価の2種類があります。
2価ワクチンは子宮頸がんの主な原因となるHPV-16型と18型に対するワクチンです。
4価ワクチンは16型・18型と、良性の尖形コンジローマの原因となる6型・11型の4つの型に対するワクチンです。
これらワクチンはHPVの感染を予防するもので、すでにHPVに感染している細胞からHPVを排除する効果は認められません。したがって、初めての性交渉を経験する前に接種することが最も効果的です。

1月15日付で日本脳炎ワクチン製造メーカー2社のうち1社の出荷停止に伴いワクチン流通量が半減する旨、報告がありました。
今後はワクチンが確保でき次第順次接種させていただくこととなります。
予約は今まで通りさせていただきますが、入荷日は未定であること、また厚生労働省の指導に基づき以下のように優先順位を付けさせていただいた状態での対応となります。
「日本脳炎ワクチンの接種は初回、2回目の接種を優先し、追加(3回目)、2期(4回目)の接種は延期」
ワクチン確保ができない場合には接種できない場合もございますが、上記状況をご理解いただきご協力をお願い致します。

小児の定期予防接種や任意接種、高齢者の肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチン接種の助成に関する最新情報はこちらをご覧ください。
★最新版 定期/任意予防接種スケジュール
(R2.10.1以降)
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当院では看護師による接種プランアドバイスを随時行っております。お気軽に御相談ください。
予防接種料金一覧
定期の予防接種であれば、定められた接種年齢の期間内であれば無料で受けることができますが、期間内に接種できなかった場合、希望される場合は自費扱いとなります。
生
生
DPT(4種混合) ¥10000
MR(麻疹/風疹) ¥9500
日本脳炎 ¥5000
子宮頚癌 ¥16000
小児用肺炎球菌 ¥10000
Hib ¥7000
高齢者用肺炎球菌 ¥7000
みずぼうそう ¥7000
B型肝炎(小児) ¥4500
定期
任意
生
生
おたふくかぜ ¥5000
ロタ ¥12000
B型肝炎(大人) ¥5000
対応不可
生
BCG


がんばったお子さんはガチャガチャができます!何が出てくるかはお楽しみ!
痛くて泣いてしまっても1回はできますが、泣かずに頑張れた子には2回まわせます!w
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